どうしていろんな色が見えるの?
展示「サーフェイス」の上から出ている光は白色光に見えますが、実は赤・緑・青の3色光が順番に切りかわっています。切りかわりがすごく速いので、わたしたちの目が3色を分けてとらえることができず、混ざって白に見えているのです。
光が当たるところに白い立体物や図形がのった黒い円板があります。白いところは光を反射し、黒いところは光を吸収します。
円板を回転させると、上の光の切りかわりと反射する部分の動きが連動して反射光(赤・緑・青)がいろいろな混ざり方で目に見えるため、さまざまな色があらわれるのです。【写真1】
なお、カメラのシャッタースピード※を速くして写真をとると、全体が赤か緑か青の一色で写ります。【写真2】
※カメラの奥にあるセンサーに光を当てる時間。写真を最適な明るさにするため調整するしくみ。
【写真2】