日立ジオサイト

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日立市周辺のジオサイト

平磯海岸(ひたちなか市)

8千万年前(中生代白亜紀)に深い海の底で形成された地層を見ることができます。アンモナイト、ウニ、巨大スッポンなどの化石が発見されており、関東周辺ではとてもめずらしい、恐竜が繁栄していた時代の地層です。

常磐炭田(日立市・高萩市・北茨城市)

日立市から福島県富岡町まで広がる本州最大の炭田。日本の近代化を長く支えてきました。3から4千万年前(新生代古第三紀)このあたりは豊かな森や湿原が広がり、その植物が地下で炭化して石炭となりました。高萩炭鉱資料館では採掘がおこなわれていた当時の様子などが展示されています。

五浦海岸(北茨城市)

岡倉天心ら多くの芸術家に愛された美しい景観が続いています。1から2千万年前(新生代新第三紀)に海底で形成された地層が隆起したのち、波の力で削られて変化に富んだ岩礁や崖ができました。

袋田の滝と棚倉断層(常陸太田市・大子町)

日本三大名瀑のひとつ「袋田の滝」は1500万年前(新生代新第三紀)の海底噴火でできた水中火山岩からできています。
また、近くには日本列島形成の鍵をにぎる大断層「棚倉断層」が60kmの長さで続いています。

日立ジオサイト_平磯海岸

平磯海岸
硬い層と軟らかい層が交互に重なる地層が波で削られてできた「鬼の洗濯板」

日立ジオサイト_常盤炭田

常磐炭田
昭和46年(1971年)まで採掘していた「中郷鉱」。
周辺には石炭関連の産業遺跡が点在している

日立ジオサイト_五浦海岸

五浦海岸
景勝地「九面層」では、硬く削られ残った岩から貝化石や巣穴の痕跡などが見つかる

日立ジオサイト_袋田の滝

袋田の滝
滝が流れる黒くゴツゴツした岩は海底で噴出したマグマが急激に冷やされてできたもの

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  • 【ID】P-76
  • 【更新日】2024年3月9日
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