日立の位置と自然の特徴
日立市は、北西部に多賀山地が連なり、東は太平洋に面して南北約33kmの海岸線は海食崖や砂浜を形づくっています。日立沖は暖流(黒潮)と寒流(親潮)の海流が交わり、豊かな漁場として知られています。
海と山の影響で、気候については夏は涼しく冬は温暖です。暖かい地域の常緑広葉樹、寒い地域の落葉広葉樹の両方が見られるなど、南国的な自然と北国的な自然の接点のようなところといえます。
日立海岸は、暖流(黒潮)と寒流(親潮)の影響を受け、ここを北限とする生物、南限とする生物が共存しています。また、日立市をふくむ茨城から福島沿岸がアカウミガメ産卵上陸地の北限としても知られます。