どうして影に色がつくの?
赤(Red)・緑(Green)・青(Blue)は「光の三原色」です。混ぜるとさまざまな色ができ、全部合わせると白(白色光)になります。テレビやパソコン、スマートフォンなどの画面もこの三原色の組み合わせで色をつくっています。【図1】
色のついた影ができる様子を見てみましょう。
まず、赤い光を当てると、光の当たった柱の面と床は赤くなり、柱でできる影は光がないので黒です。【図2】
次に、別の角度から青の光を当てると、床は赤と青の光が混ざってマゼンタになり、黒い部分が青になり、柱でさえぎられるところは赤のままとなります。【図3】
緑の光も当てると、青のところが緑と混ざってシアンになり、緑の光がさえぎられるところはマゼンタのままとなり、赤のところは緑と混ざって黄となります。
床は光の三原色が全部当たるので白です。【図4】