ゾロ目が出る確率
確率とは、すべての現象の数に対する偶然に起こる現象の数の割合のことで、起こりやすさを数値であらわしたものです。
サイコロ2個をふってゾロ目(同じ数字)が出る確率を考えてみましょう。2個のサイコロの目の組み合わせは6×6(=62)の36通り。そのうちゾロ目は6通りなので、36通り分の6通り(6/36)でゾロ目の出る確率は(1/6)です。【図1】
サイコロの数が増えると目の組み合わせも増えます。サイコロの数が増えると目の組み合わせも増えます。3個なら6×6×6(=63)の216通り、4個なら6×6×6×6(=64)の1296通り、n個なら6n通り。一方、ゾロ目の組み合わせはサイコロが何個でも6通りしかありません。
そこで複数(n個)のサイコロでゾロ目が出る確率は6/6n、つまり「6×1/6×6n-1=1/6n-1」とあらわすことができます。
ちなみに、サイコロ10個でゾロ目が出る確率は1/69(1/10,077,696)。年末ジャンボ宝くじの1等が当たる確率と同じくらいです。【図2】