五感と視覚情報
人間は、外からの情報をさまざまな感覚(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚など)として脳に伝えています。
脳に伝えられている情報で視覚情報はとても多く、その割合は8割以上といわれています。耳の奥の内耳にある三半規管が人間のバランス感覚をつかさどる大切な器官とされていますが、実は視覚も大きな役割をはたしています。
片足で立って目をとじると視覚情報がなくてバランスがとりにくいのも、そのひとつのあらわれです。また反対に、水平や垂直の感覚をまどわすような視覚情報が入ってくることによってもバランスは乱されます。